住み慣れたご自宅で、安心して療養生活をおくって頂けるように、真心いっぱいの看護をお届けします。
また、理学療法士や作業療法士が看護師と連携して、生活機能の低下を防ぐリハビリをお届けします。
私たちは、利用者様が介護を受ける状態であっても、できる限り今までと同じように、在宅で自分らしい生活を過ごしていただけるよう、また地域の中で自分らしくいきいきとした豊かな生活の実現をも目指し、主治医・訪問看護だけでなく介護関係や地域の方々とも連携し、統一したケアの提供に努めています。
当ステーションには、看護師・理学療法士・作業療法士等が在籍し、専門職間で日々情報交換を行い、常に利用者様の情報を把握するとともにニーズを追求し、より良いサービスの提供に努めています。
ご本人はもちろん、ご家族もサポートします。入退院のご相談への対応、各種サービスのご紹介など、安心して豊かな療養生活を送っていただけるように、ご支援いたします。
当ステーションでは、理学療法士・作業療法士が常時勤務しており、看護師による病状把握、健康管理を行い、専門のスタッフによるリハビリを受ける体制を設けています。個別リハビリで潜在能力を引き出し、廃用症候群や環境不適応による生活機能低下を防ぎます。最初は深く、そしてだんだんと「広く、長く、皆とつながるリハビリ」が、クオレの目指すリハビリです。
所要時間 | 基本料金(単位) |
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20分未満 | 313単位 |
30分未満 | 470単位 |
30分~1時間未満 | 821単位 |
1時間~1時間30分未満 | 1125単位 |
基本料金(単位) | |
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1回/日 | 293単位 |
2回/日 | 586単位 |
3回/日 | 791単位 |
※1回あたり20分 ※1週間に6回を限度に算定 |
介護保険適応でない方、介護保険の要介護認定者でも末期悪性腫瘍・神経難病および急性憎悪等時には医療保険より訪問看護の提供を行います。
後期高齢者の対象の方 | ・(基本療養費+管理療養費+加算分)×負担割合 となります。 | ||||
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(1) | 一般 ((2),(3)以外の方) |
一割負担 | 月額上限 12,000円 | ||
(2) | 住民税非課税世帯の方 | 一割負担 | 月額上限 8,000円 | ||
(3) | 一定以上の方 ※ | 三割負担 | 月額上限 44,400円 | ||
一般の健康保険等 | ・(基本療養費+管理療養費+加算分)×負担割合 となります。 ・各種保険に基づいて請求いたします。 ・特定医療疾患対所有者の方は上限額に応じての負担となります。 |
基本療養費(I) | 週3回まで 5,550円 | 週4回6,550円 |
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管理療養費 | 月1日目:7,440円 2日目以降:3,000円 | |
24時間対応体制加算 | 6,400円/月 | |
特別管理加算 | 2,500円または5,000円(月1回) | |
早朝・夜間加算 | (6:00~8:00・18:00~22:00)2,100円/回 | |
深夜加算 | (22:00~6:00) 4,200円/回 |
*上記以外に、退院時や状態に応じ加算がつく場合があります。その際は事前に説明させていただきます。
◆24時間対応体制加算の契約をいただく方には、専用の電話番号をお知らせしますので、24時間電話連絡が可能です。状況に応じて夜間や早朝、休日の緊急訪問にも対応します。
介護保険ご利用と医療保険ご利用では、利用料金が変わります(利用料金は、各種加算によっても異なります。また、診療報酬・介護報酬が改訂される場合もありますので、上記の料金表はあくまでも目安としてご参照ください)。介護保険を申請されている方でも、疾患によって医療保険適応となる場合がありますのでご了承下さい。
料金の詳細については、保険・利用回数によって異なるため、訪問時に説明させていただきます。
私が、訪問看護を始めるきっかけとなったのは、診療所で働いていた時Aさん・息子さんとの出会いでした。
Aさんは食事が思うようにとれず、息子さんが車いすを押し受診、点滴に来ていました。ある日、息子さんだけが来られ、『母が2~3日前より食べなくなって、診療所に連れてこようと思ったけど、嫌って言うんです。どうしたらいいですか。』息子さんは必死でした。
先生と往診に行き、息子さんより『自宅で看たい。どうしても自分がみられなくなったら、病院へ連れていく。』と希望され、連日点滴する事となりました。
Aさんが急に寝たきりになり、息子さんはどう介護したら良いか分からず、私も在宅看護が初めてであり、わからないまま必死におむつ交換から水分補給等介護方法を連日訪問し教え介助しました。数日後、病状悪化し入院されましたが、その時の『ありがとう』は、今まで病院・診療所で頂いた言葉より重みがあり、教えて頂いたものが沢山ありました。また、ご希望通り在宅で生活できなかった悔しさが残りました。
この時、病院勤務で10年以上経験があった看護師というプロ意識は浅く未熟なものだったと反省し、在宅看護をもっと知りたいと思いました。
クオレで訪問看護を立ち上げ6年目、一緒に働いてくれるスタッフが集まり現在2事業所とサテライト1か所を持つまでになりました。
スタッフは、病院で数年経験後、在宅の場で自分の力を発揮したいと入職した方、子育てが一段落し今までの経験を生かし在宅の場で利用者と関わりたいと入職した方、ライフワークに合わせた形で自分の能力を生かし働きたい方など、年齢層は20代~50代で独身から家庭を持っておられる方までと幅広く、ステーション内は常にコミュニケーションに富んでおりアットホームな雰囲気の事業所です。
訪問看護は、人生の一場面と関わらせて頂けると共に、家族と一緒に看取りの場に立ち会わせていただける素晴らしい仕事だと考えます。利用者から得たものは非常に大きく自己の糧になり、より最善のケアを目指し各々が活躍できる場であると思います。
病院では患者といいますが、在宅では利用者と呼びます。病める人ではなく、一人のお父さんであったりお母さんであったり、一家族です。私たちは、ご本人・ご家族がどのように過ごしたいかを最優先に考え、そして出来る限りご希望に沿って、今までと同じようにその人らしい生活を過ごして頂けるよう支援してきたいと思っています。
【訪問看護を選んだわけ】
まだ子どもが小さかったので、異動の無い仕事が希望だった。
10年以上前自宅で祖父が亡くなったことをきっかけに自宅での看取りや訪問看護してみたいと思った。
【訪問看護をやってみて思ったこと】
病院とは違い、一人一人の利用者様とゆっくり向き合えることができる。
訪問看護をはじめて3年目になります。訪問看護という仕事は難しく、大変な事もたくさんありますが、とてもやりがいのある仕事だと思います。
【これから訪問看護でやってみたいこと】
在宅でその人らしく、すごされるように看護師としてサポートしていくこと。